弱酸性のボディソープは、お肌に優しいけれど、スッキリ感のなさが気になりがち。
でも、このタオルで洗えば、きめ細かく豊かな泡がたち、和紙特有のシャリ感のある繊維が肌を心地よく刺激します。優しいのに、驚くほどサッパリとした洗い上がりを実現しています。
泡立ちの違いの理由として
1. 和紙の強力な「吸脂性」による石鹸成分の消費
和紙は「あぶら取り紙」として使われるほど油分や脂質を吸着する力が非常に高い素材です。
- 弱アルカリ性の石鹸の場合: 石鹸は、皮脂や油分(あるいは和紙そのものの天然の脂質成分)に触れると、それらと真っ先に結合して「石鹸カス」のような状態になり、泡に変わるための洗浄成分がすぐに消費されてしまいます。タオルの高い吸脂力が、石鹸の泡立ちを大きく阻害してしまうのです。
- 弱酸性のボディソープの場合: 弱酸性(合成界面活性剤主体のものなど)は、油分が存在していても泡立ちが比較的維持されやすい化学構造を持っています。そのため、和紙に油分が吸着されても泡立ちが落ちにくいのです。
2. 水質の「硬度成分」との複合的な影響
水道水に含まれる微量のカルシウムやマグネシウム(硬度成分)は、アルカリ性の石鹸と結合して水に溶けない「金属石鹸」に変化し、泡立ちを悪くさせます。
和紙の細かい多孔質(ミクロの穴)構造の繊維のなかにこれらの成分や石鹸が入り込むと、より中和や結合が促されやすく、ナイロンタオルのように「ただ空気を含ませて泡立てる」ことが難しくなります。
3. 素材(テンセル等)のpHによる影響
「肌織り和紙タオル」には和紙に加えてテンセル(精製セルロース繊維)などがブレンドされています。これらの植物由来の天然繊維は、水を含んだ際にわずかに「酸性〜中性」寄りの性質を示しやすいため、同じ「弱酸性」の洗浄料の方がなじみがよく、界面活性剤の機能(起泡力)を最大限に引き出しやすいと考えられます。
肌織り和紙ボディタオルは、肌にやさしい弱酸性のボディソープの特性を活かしつつ、和紙特有のシャリ感が、使用後の爽やかな肌心地を招く、おすすめなボディタオルです。

